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稀会とは
社会からある種の熱が失われてしまったように感じます。あらゆる場面において細分化、個別化が重視される現在においては、それぞれのフィールドの中で、どのように振る舞い、勝ち残っていくかが目的とされ、本質的な意味で社会を前進させていくような熱量は、少なくなっているように思います。その状況は同時に、世界から゛おもしろさ゛を失わせているのではないでしょうか。
言うまでもなく、私たちは有限の世界の中で生きています。有限の世界の中でおもしろさを生み出すこととは、限られたモノそれぞれの組み合せ、関係性を考えることに他ならないないように思います。その点で、雑誌という媒体がもつ力はいまだ有効であるのではないか。何故なら雑誌とは、限られた予算で、限られた情報を、限られた紙面の中に配置し、世界にある枠組みを与える媒体だからです。

雑誌は未だ、世界のおもしろさを提示し、増幅させる最良の方法であるように思います。

私たちは、世界の至るところに潜んでいる熱を掘り起こし、雑誌を通して人々に熱を伝搬させ、世界をおもしろくすることを目的とした編集組織です。

CUTとまれの関係を示したdiagram

『CUT』とは
私たちは、これまでにないシステムにより、雑誌をつくります。具体的には、様々な事象を切り取り、その価値を無垢のままに提示することを目指した、瓦版的な存在の『CUT』を作成します。『CUT』は雑誌とは異なりそれ自体が完結した情報の素地であると同時に、後に雑誌として組み合わされ変容していくことも許容した仮設的な枠組みです。

雑誌『まれ』とは
稀会は雑誌としての固有媒体を持たず、寄生によってのみ雑誌をつくります。具体的には、複数の『CUT』をある意図のもと組み合し、既存の雑誌に寄生させ雑誌「まれ」をつくります。
「CUT」が持つ熱量を既存誌との摩擦により増幅した『まれ』を発行することにより、既存のネットワークを巻き込みながらより多くの熱を社会に送り出すことが可能と考えます。

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